品番D0020
聖徳太子像に鍍金を施して 壁掛に仕立ててある重厚な 作品です。 太子像も衣や手に捧げ持つ 柄香炉も緻密に彫られています。 さすが、鉄筆の名手です〜文字も 勢いがあります。 裏の左下に銘が彫られています。 箱は、共箱ではありませんが 古い箱に収まっています。 |
サイズ:17,5cm×24,5cm ¥180,000
加納銕哉 1845年 岐阜県生まれ。父・加納鶴峰に師事。 幼少の頃に父から日本画と彫刻の手ほどきを受ける。 その後、幕末の動乱期を迎えて実家が没落、 出家して禅宗寺院に入り仏道の修業に励む。 1868年 還俗して、仏画の研究の為に 全国の行脚を始める。 1915年 佐野常民の知遇を得て 様々な展覧会・博覧会に出品を続けて 賞歴を重ね、仏画や木彫の達人として 名を知られる様になる。 また、鉄筆の名手としても有名で 煎茶道具・煙草入・根付などに鮮やかで立体的な 彫りを入れた作品を発表して高い評価を得た。 1925年 逝去。
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